【脱“危険な添加物”】愛犬のおすすめドッグフード4選と賢い選び方のコツ

ドッグフードと犬
  • URLをコピーしました!

ドッグフードを選ぶ際、たくさんの種類がある中で、何を基準に選ぶべきなのか、うちの子に適したご飯は何なのかと、悩むことは多いのではないでしょうか。愛犬に合ったドッグフードを選ぶことができれば、犬の楽しみを増やせ、健康で長生きに過ごすための食生活を送ることが可能です。

本記事ではペット栄養管理士がおすすめする、ドッグフードの選び方を解説します。犬種やライフステージに合わせた選び方や実際利用した市販で購入できるおすすめのドッグフードも解説するので、内容を確認してみてください。

目次

ドッグフードを選ぶ際に確認すべきポイント

舌ペロする犬

ドッグフードを選ぶ際は、総合栄養食である、主原材料を確認する、タンパク質18%以上、グレイン・グルテンフリーを選ぶ、危険な添加物がないかを確認することがポイントです。

それぞれ詳細を説明するので、内容を確認してみてください。

総合栄養食を選ぶ

ドッグフードを選ぶ際に一番重要なポイントは「総合栄養食」を選ぶことです。総合栄養食とは、AAFCO(米国資料検査官協会)のガイドラインに沿って決められた、ペットフード公正取引協議会の定める条件に満たされるペットフードを指します。水とフードのみで完全な栄養を補給することが可能な商品です

ドッグフードには総合栄養食の他に、間食、治療食、その他の目的食があり、トッピングやおやつ、治療目的など必要に応じて使用するフードです。愛犬へ食事を与える際は必ず表示を見て、原材料や適正年齢、体重に合わせた給餌量、保管方法を守り、愛犬に合った適切なご飯を選びましょう。

はじめに記載される主な原材料を確認する

原材料表示でどんな食材を主原料として使用しているかを確認しましょう。表示規則では、含有する割合が高いものから順に記載されており、初めに記載されている食材の栄養素が、主原材料です。主原材料を確認することで、アレルギーや嗜好など、愛犬に適したフードであるかを知ることができます

ドッグフードには、チキンやラム、ターキー、サーモンなどの動物たんぱく源や、エンドウ豆、ひよこ豆の植物タンパク質、ジャガイモなどの炭水化物が主原材料として多く使用されます。特に犬の身体に適しているのは、動物性のたんぱく質が多く含まれているフードです。動物性たんぱく質を多く摂取することで、筋肉や皮膚、毛など身体の組織すべてを健康にし、消化率が高いため、エネルギーになりやすく、未消化物を減らし腸内環境を良く保つことができます。

注意すべきは、肉類を乾燥させたミートミールです。凝縮されている分、生肉に比べ高たんぱく質な原材料とも言えますが、血液や毛、皮などと取り除いた部分を粉状に加工をするため、粗悪な肉が使われている可能性も否定できません。基本的に、AAFCOの基準に沿った食品が使用されますが、安価すぎるフードは危険もあるため、肉類や副産物などの曖昧な表現ではなく、部位や種類がはっきりと分かるものを選びましょう。

ドライフードではタンパク質18%以上を選ぶ

ドライフードでは、タンパク質18%以上のものを選択するべきです。犬はオオカミが原種であるため、肉食だと思われがちですが、肉類以外に野菜や穀物なども食べる雑食動物です。

犬のドライフードの平均的な栄養素含有量

  • たんぱく質18%以上
  • 脂質5.5%以上

(環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」参照)

※AAFCOの栄養基準でも成犬で最低18%以上を基準としています。

体内で生成できない必須アミノ酸がバランスよい質の良いタンパクを選ぶことも重要です。人の場合、魚や肉など毎食のごはんで色々な食材を組み合わせることが良いとされていますが、犬の場合は手作り食でない限り、毎日同じフードを与えるため少しハードルが高いようにも思われます。

おすすめの方法として、同じメーカーの主原料が異なる種類を順番に食べる、フードローテーションをすることです。1つの食材だけではなく、様々な食材を食べることができ、栄養の偏りやアレルギー発症リスクを抑えることができます。

注意すべきは高たんぱくのフードが必ずしも良いわけではないことです。エネルギーが高くなる傾向があり、肥満に注意すべきです。また、腎臓にはたんぱく代謝による老廃物を除去し、尿中に排泄する働きがあるため、過剰なタンパク質摂取は腎臓への負担がかかります。量より質にこだわってフードを選ぶようにしましょう。

消化しやすいグレイン・グルテンフリーを選ぶ

グレインフリー、グルテンフリーのドッグフードは、消化しやすく、食物アレルギーの回避に繋がります。

グレインとは、小麦、とうもろこし、米などの穀物のことで、ドッグフードの炭水化物源として使用されます。犬は人と違い、穀物に含まれる糖分を分解するための消化酵素アミラーゼの分泌量が少量しかないため、消化しにくく、消化器官の負担になってしまいます。

一方、グルテンとは小麦に含まれる1種のタンパク質のことで、アレルゲンになりやすいグリアジンとグルテニンから生成される植物性タンパク質です。制限することで、食物アレルギー由来の皮膚トラブルや炎症を抑えることができます。

注意点としては、グレインフリー、グルテンフリーのフードは高タンパク質な傾向があり、高すぎるたんぱく質の摂取が消化の負担になる、高齢犬や心疾患の犬には向かないこともあることです。また、穀物に含まれる食物繊維やビタミンなどの栄養素の摂取ができなくなってしまうので、必ずしも選択すべきではないことは認識しておきましょう。

危険な添加物が入っていないか確認する

犬にとって有害な添加物を理解し、必ず含まれていないか確認することが大切です。添加物には自然由来の成分と人工的に合成された成分のものがあります。着色のための野菜色素や、ビタミン、ミネラルなどの栄養補助などの自然由来の添加物は無害です。

しかし、合成添加物は使用する際の基準値が定められており、上限を超えた使用では、涙焼けやアレルギーの原因、細胞や血液の組織破壊、発がん性の危険があります。ペットフードの場合、「ペットフード安全法」によって使用できる添加物が定められていますが、新しく作られた添加物やペットフードに使用した経歴がないものには規定がなく、添加物として使用されている可能性があるため注意しましょう。

特に危険な添加物は、酸化防止剤として利用される下記の3つです。発がんリスクがあり、基準値が、3つの総量で150mg/㎏以下、エトキシキン単独で75mg/㎏以下と設定されています。

  • エトキシキン
  • BHT
  • BHA

酸化防止剤にはビタミンEの4つの同族体から構成されるミックストコフェロールやローズマリー抽出物などの自然由来の成分もあるので、同じ酸化防止剤が使用されているものでも自然由来のフード選択の方がより安全だと言えます。

ドッグフードには鮮やかな生肉のピンク色を再現したものなど、おいしそうに色付けされているものもありますが、これらは人目線の「おいしさ」です。犬は臭いや食べた時の触感、味でおいしさを判断するため、見た目へのこだわりは必要ありません。ドッグフードにとって、栄養を補う目的や加工、保存のために必要な添加物なのかを判断できると良いでしょう。

犬種に合わせたフードの選び方

犬種の違う犬

犬種によって運動量や生活習慣は様々です。骨を丈夫にしたい、皮膚トラブルに注意したい、摂取カロリーに気を付けたい犬種について解説しているので、内容を確認してみてください。

関節や骨を丈夫にしたいチワワや、ダックスフンドの場合

チワワやダックスフンドに多い関節や骨に異常をきたしやすい犬には、グルコサミンコンドロイチンで丈夫にするケアが必要です。

小型犬は膝蓋骨脱臼(パテラ)になりやすく、ダックスフンドやコーギーなどの胴長は椎間板ヘルニアになりやすい犬種です。どちらも関節に異常が生じる病気で関節ケアが必須になります。また骨が細い小型犬は抱っこから落ちる、跳ね回る激しい運動をすることによる骨折も注意すべきです。

関節をケアするためには必要な栄養素は、軟骨基質を補うグルコサミン、コンドロイチンや、軟骨の破壊を抑制するオメガ3脂肪酸です。また、丈夫な骨のためにカルシウムや吸収を助けるビタミンDの摂取も必要になります。

関節や骨に負担をかけないためも、低カロリーで高たんぱくな食事を選択し、太りすぎないように注意しましょう。シニア用フードや体重管理用フードは低脂質になっているため、カロリーを抑えることができます。また、魚を主原料に使用したフードも比較的低カロリーな商品が多いのでおすすめです。

皮膚トラブルに注意したいトイプードルや、柴犬の場合

皮脂が多いトイプードルや皮膚バリアが弱い柴犬など、皮膚トラブル、アトピー性皮膚炎の犬は、原料にどのたんぱく源を使用しているかを考慮する必要があります。

皮膚トラブルの原因がノミやダニ、花粉など、食事によるものではない可能性もありますが、多くの場合、複数のアレルゲンが原因で起こっていると考えられています。食物アレルギーを持っている場合、アレルゲンとなるたんぱく源の特定が必要です。

ドッグフードは、主原料にタンパク質源となる、チキン、ラム、ターキー、サーモンなどがよく使用されますが、アレルゲンを除去するためには、過去に食べたことないタンパク質を選択することや、アレルギー反応の出にくいペプチドレベルまで分解されたたんぱく源を利用している治療食の選択をしましょう。

皮膚トラブルがある場合は、すぐにフードを見直すのではなく、炎症を抑える薬が必要な場合や、皮膚に合わせたシャンプーを工夫するなど、必ず獣医師に相談し判断に従ってください。

カロリーに注意したい大型犬の場合

大型犬は特に肥満に注意したい犬種です。1回の食事量をしっかりと守り、摂取カロリーをコントロールする必要があります。

中・小型犬に比べ、消費カロリーは少なく、骨や関節、内臓のケアが重要になりますが、一番注意したい点はカロリーの摂りすぎによる腰への負担が増える肥満です。1回の食事量が多いため、食後すぐの運動やドライフードが胃の中で膨張することによって、ガスが急速に蓄積され起こる胃拡張や、胃捻転などの内臓の負担を起こしやすい傾向にあります。

大型犬のフードは高カロリーにならないように、良質なタンパク質を利用し、低脂質に抑えています。また、早食い防止や噛むことによって顎を鍛え、丸呑みして喉に詰まらせるリスクを回避するために、粒の大きいものを選ぶようにしましょう。

ライフステージに合わせたドッグフードをあげる際のポイント

親子の犬

犬のライフステージに合わせたドッグフードのあげ方も重要でなポイントです。

幼犬期、妊娠出産期、避妊去勢後・老年期に分けて解説していますので、内容を確認してみてください。

幼犬期は栄養価の高いものを選ぶ

幼犬期は短期間で一番成長する時期なので栄養価が高いフードの選択が重要です。

幼犬期は小型犬は10ヵ月頃、中型犬は1歳頃、大型犬は2歳頃までを指します。犬の成長期は人に比べて短く、幼犬期の食事が健康な体を作るために何よりも重要なポイントです。離乳食開始からの食事は少量でもたんぱく質や脂質が豊富で、十分なエネルギーが摂取できるものを選択しましょう。

AAFCOは下記の基準を定めています。

  • 単価が2.5%以上
  • 脂質8.5%以上

他にも骨を作るためのカルシウムやリン、ビタミンDが調整されていることや、タンパク代謝を手助けする亜鉛、被毛の色素になる銅の添加も子犬のフードに必要です。

食べムラや誤食も多い時期でもあるため、完食できているか確認するようにしてください。一度にたくさんの量を食べることができないため、食べない時間が長いと低血糖のリスクが高まります。食べやすいよう、ふやかしたり砕いたりして、1日5回程度の頻回食で与えるようにしましょう。

妊娠・出産、授乳期は十分なエネルギー摂取をする

妊娠・出産、授乳期は子育てのための十分なエネルギーを摂取する必要があります。

犬の妊娠期間は約2ヵ月で、初期の1ヵ月程度は通常と変わらない食事内容で問題ありません。1ヵ月過ぎたあたりから2∼3週間ある授乳期は、通常の2∼3倍のエネルギーが必要になります。

妊娠期の食事は、高エネルギーな子犬用のフードに変えるか、いつものフードの量を少しずつ増やしていくことがポイントです。目安は毎週10%の割合で量を増やしていき、エネルギー摂取量の調整をします。出産が近づくと胃が圧迫され食事を摂らなくなることもありますが、無理に食べさせようとせず、好きなタイミングで食べられるようにしてあげてください。

たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、豊富な栄養が必要になりますが、サプリメントを使って過剰に補ってはいけません。特にカルシウムの過剰添加は、胎児の成長を妨げる原因になるため注意が必要です。体調の変化が著しく、妊娠や出産がストレスになりやすい子もいるので、母犬が過ごしやすい環境作りをしてあげましょう。

去勢・避妊後は肥満に注意する

去勢・避妊後はホルモンバランスの変化で太りやすくなるため、カロリーの摂りすぎに注意が必要です。

去勢・避妊によって雄犬はテストステロンが減少し筋肉の生成を抑え、脂肪として貯蔵してしまい、雌犬はエストロゲンが減少し食欲が増進してしまいます。手術前と比較し、20%程度の安静時代謝が低下し、生殖器に使っていたエネルギーが必要なくなり余っている状態のため、今までと同じ食事では太ってしまう傾向にあります。

去勢・避妊後のフードの特徴は、動物性たんぱく質が主原料で、25%以上の高たんぱく、360㎉/100g以下の低カロリーが望ましいです。フードを変えずに量を減らす、おやつをあげないようにすると摂取カロリーを抑えることができますが、愛犬の催促についあげてしまうのなら、満足感があり、低糖質なカロリーの調整されたフードの選択をしましょう。

特に6∼8歳の中年期に去勢避妊を行った場合は、若年期より代謝が悪く、特に太りやすくなるので注意が必要です。

老年期は消化に良いものを選ぶ

老年期は内臓の消化能力が低下するため、消化によいものを選ぶことが大切です。

中・小型犬は12歳頃、大型犬は8歳頃から老年期に入ります。代謝量や内臓の消化能力、運動量の低下に伴い、多くのカロリーは必要ありません。成長期に比べ低脂質で消化性の高い良質なたんぱく源を主原料とするフードを選択しましょう。

消化率が高い良質なたんぱく源とは、動物性のたんぱく質です。肉や魚のタンパク質は、大豆などの植物性たんぱくよりも消化率が高く、効率よくエネルギーとして利用することができます。また、免疫や神経系をサポートするために、抗酸化作用のあるビタミンやミネラルの添加があるフードの選択も良いでしょう。

フードを与える際に注意したいことは、フードの硬さです。歯や顎の力が衰えて、噛むことが苦手になる場合があります。噛むことを続けさせるための歯のケアを日常からし続けることが大切ですが、上手く食べることができない時には、お湯でふやかしたり、セミモイストやウエットフードへの切り替えも検討しましょう。

市販で購入できるおすすめドッグフード

見つめる白いチワワ

筆者が実際に利用したことのある市販で購入できるおすすめのドッグフード、ニュートロ、リガロ、ペットカインド、ソルビダの4つをご紹介します。

それぞれおすすめの特徴や、筆者のペット、5匹のチワワに食べさせたときの嗜好性を説明します。

リーズナブルで無添加にこだわった「ニュートロシリーズ」

ニュートロはアメリカで誕生し、1993年に日本で販売されるようになったドッグフードです。比較的求めやすい価格帯で「ナチュラルチョイス」「シュプレモ」「ワイルドレシピ」の3つのブランドがあり、無添加にこだわっている点が特徴です。

自然素材を厳選して使用しており、羽などの食用ではない部分は使用していません。また、合成酸化防止剤や着色料は不使用でより安心で安全な栄養バランス、品質にもこだわりを追及しています。主原料、粒のサイズ、年齢、減量やアレルギーなどのお悩みといった愛犬に合ったフードの選択ができます。

筆者の愛犬の場合、食が細く、食べムラがある子がいるため、やっと食べてくれたと見つけたドッグフードでも、1ヵ月も経たないうちに飽きて食べなくなることが悩みでした。フードのメーカーを変えると体調変化もしやすいのですが、同じメーカーのフードで選択肢が広いため、主原料によって味を変えることができ、飽きが来ないメリットがあります。

原料に玄米やポテトの炭水化物も使用されており、タンパク質含有量が少ない商品もあります。愛犬の好みやお悩みに合わせて様々なフードを食べ比べてみてください。

37%以上の高たんぱく質「リガロ」

リガロはアメリカ産のドッグフードで、動物性たんぱく質を主原料としたハイプロテインが特徴です。

原材料は良質な生肉を使用したラム、ターキー、ホワイトフィッシュがあり、全種類のたんぱく質量が37%以上です。食物アレルギーの犬にも与えられるよう、消化しにくい穀物は使用していないグレインフリーであり、タウリンやカルニチンといった心臓ケアや、グルコサミンやコンドロイチンといった関節のケアのための栄養素も含まれています。

筆者の場合、白色のチワワに目立つ涙焼けが悩みでした。リガロを与えることによって、涙焼けに効果があるとされる、高たんぱくでアレルゲンになりやすい食材を避けるというポイントを抑えることができます。

犬に合わなさすぎる高たんぱくは、体内で使われないため不要物として発酵され糞便になります。便が臭くなるので気になる場合は過剰摂取の可能性も考えられるので注意が必要です。

ヒューマングレードのみの原材料を使用「ペットカインド」

ペットカインドはカナダ産のドッグフードで、トライプを主原料にしたヒューマングレードの食材のみを使用しているのが特徴です。

トライプとは、ウシやヒツジ、鹿などの反芻動物が持つ4つの胃のことです。野生の肉食動物は狩りをした際、栄養素が消化しやすい状態で豊富に含まれているため、一番最初にトライプを食べるといわれています。アミノ酸や必須脂肪酸が豊富で、ビーフ、ラム、サーモンなど数種類あり、人の食品と同じレベルの品質であるヒューマングレードの原材料を使用しています。

筆者の経験では、今回紹介しているおすすめフードの中で最も食いつきがよく嗜好性が高かったのがペットカインドのフードです。匂いや味の嗜好性が高く、比較的個体差なく食いつきが良かった点がおすすめの理由に挙げられます。

ショップによっては小粒サイズの販売がなく、価格も比較的高いため、毎日の食事に選択するのは難しいと感じました。通常サイズのフードはチワワには粒が大きく感じられるため、食べにくい場合はふやかしたり、砕いてあげると良いでしょう。

全商品グレインフリーでアレルギーに配慮「ソルビダ」

ソルビダは全商品グレインフリーでオーガニック食材にこだわったドッグフードです。穀物を一切使用しないフードのため、穀物アレルギーの犬には嬉しい商品です。

チキンとターキーの2種類があり、オーガニック飼料100%で育てられていることが特徴です。また、腸内環境の働きを改善し免疫力を高めるシンバイオティクスを活用し、便通を良くするサポートも行います。

シンバイオティクスとは

プロバイオティクスとプレバイオティクスを組み合わせたものである。プロバイオティクスが生菌として、腸内菌叢バランスの改善などの作用により宿主動物に有益に働き、プレバイオティクスは腸内有用菌の増殖を促進したり、有害菌の増殖を抑制することにより宿主に有益に作用を有するが、この2つを組み合わせることにより、双方の機能がより効果的に宿主の健康に有利に働くことを目指している。

シンバイオティクス(synbiotics)|用語集|腸内細菌学会 (bifidus-fund.jp)

筆者がグレインフリーの商品を試したきっかけは、肥満ぎみな愛犬に対する改善を期待したことです。食べることが好きで、ついおやつの催促をしてしまう子に対し、糖質含有の少なさや高たんぱくであるグレインフリーフードは、血糖値の急上昇を抑えることができるため、効果があります。100gあたりのカロリーが350㎉と比較的低いことも特徴です。

注意したいポイントは、本来、穀物から摂ることができる栄養素が摂取できないという点です。アレルギーでない場合は、グレインフリーのフードにこだわる必要もありません。穀物が持つ食物繊維やビタミン、ミネラルの摂取ができるよう、必要に合わせてサプリメントで補っても良いでしょう。

まとめ

本記事ではドッグフードを選ぶ際のポイントについて解説をしました。フードを選ぶ際に重要なことは、下記の3項目を意識することです。

  • 総合栄養食を選択する
  • 動物性たんぱく18%以上を主原料とするフードを選択する
  • 犬種やライフステージに合わせたフードを選択する

ドッグフードを選択する際は、愛犬のニーズに合わせ、経済的でおいしく食べてくれるものを、正しい知識で選択できるようにしましょう。

【免責事項】Animal Compassionではできるだけ正確な情報提供を心がけていますがご利用者様による正当性の確認をお願いいたします。また医療に関する助言を提供することはございませんので、最終的な判断は適切な医療従事者に個別の状況を確認してもらった上で行うようにお願いいたします。

ドッグフードと犬

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアをどうぞ!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

5匹のチワワ、3匹の猫とにぎやかに楽しく暮らしている管理栄養士です。
大好きなペットのために、動物のための栄養を勉強したいと、ペット栄養管理士の資格を取得しました。
動物思いな人があふれた世の中になりますように。
【ペット栄養管理士/管理栄養士/Wedライター】

目次